2024年03月26日
妊娠中のおススメの寝方 不調別にSLOW VILLAGEがご紹介
妊娠中に直面する背中や腰の痛み、むくみ、坐骨神経痛は、日常生活において不快極まりないですよね。
SLOW VILLAGEでは、これらの症状を和らげるための寝方、マッサージをご紹介しております。
今回は、日常生活で症状別、マッサージ後にどんな寝方が良いのかについてお話します。
妊娠中におすすめの寝方 – シムス位
シムス位は、特に妊娠中の女性におすすめの寝姿勢です。
左を下にして横向きになるこの姿勢は、お腹への圧迫を減らし、胎児への血流を促進します。
また、腰への負担も軽減されるため、腰痛に悩む妊婦さんには特に有効です。
さらに、仰臥位低血圧症候群を防ぐ効果もあり、快適な睡眠を促します。
「腰が痛い」時の寝方
腰が痛いときは、仰向けに寝て膝の下にクッションや枕を置くことで、自然な腰のカーブを保ち、腰への圧迫を減らすことができます。
この方法は、腰の負担を軽減し、腰痛の症状を和らげるのに役立ちます。
必要に応じて、さらに柔らかいクッションを追加することで、より快適な睡眠姿勢が実現できます。
「むくみ」がひどい時の寝方
むくみがひどい場合、足を少し高くして眠ることで、足や体の下部にたまった水分の循環を促進し、むくみを軽減できます。
枕やクッションを足の下に置き、足を心臓よりも高くすることで、血液とリンパの流れが改善されます。
この方法は、長時間立ったり座ったりすることで発生するむくみの軽減にも有効です。
「坐骨神経痛」の時の寝方
坐骨神経痛を感じる場合、横向きになって膝を軽く曲げると楽になります。
痛みの軽減のためには、腰と膝の間、または膝の間にクッションや枕を挟むと良いでしょう。
これにより、脊椎と骨盤のアライメントが整い、坐骨神経への圧迫が軽減され、痛みが和らぎます。
マッサージ後の寝方
マッサージ後には血流が良くなっているため、特に横向きで寝ることが推奨されます。
左側を下にして寝ることで、心臓への血液の戻りがスムーズになり、全身の血流が改善されます。
この寝姿勢は、特にマッサージ後に体内の老廃物の排出を促進し、むくみの軽減にも効果的です。
加えて、左側を下にすることで、妊娠中特有の胃の圧迫感や胸焼けの軽減にもつながります。
妊娠中の女性が安心してリラックスできる睡眠を確保するために、マッサージ後はこのような寝方を心がけると良いでしょう。
妊婦も仰向け寝しても良いの?
妊娠中の仰向け寝は、一般的には安全ですが、妊娠中期以降にお腹の重みで背中の大きな血管が圧迫されると、仰臥位低血圧症候群を引き起こすリスクがあります。
そのため、仰向けで寝る際には、膝の下に枕やクッションを置くことで腰の下を少し持ち上げると、このリスクを軽減できます。
また、完全に平らな仰向けではなく、少し体を横に傾けることで、圧迫を避けることも可能です。
妊娠中の女性は、自分の体と赤ちゃんの安全を第一に考え、無理のない姿勢で睡眠を取ることが重要です。
まとめ
妊娠中に快適な睡眠を取ることは、母体と胎児の健康にとって非常に重要です。
背中が痛い、腰が痛い、むくみ、坐骨神経痛など、妊娠中に起こりうる様々な不快な症状に対して、適切な寝方を取ることで症状の軽減を図ることができます。
また、マッサージ後には血流が改善されるため、それを最大限に活かす寝方を選ぶことが肝心です。自分に合った寝方を見つけ、質の良い睡眠で妊娠期間をより豊かなものにしましょう。
SLOW VILLAGEでは、妊娠中から産後までの女性が直面する様々な体の変化や悩みに対応したマタニティ・産後ケアを完全個室1部屋でご提供しています。
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