2024年03月04日
施術後の身体の変化 ~好転反応ってなんだろう~
「SLOW VILLAGE」では、一人ひとりの体調や症状に合わせた施術をご提供しております。
しかし施術後、体が一時的に不調を感じることがあるかもしれません。
これは体が良い方向に変わろうとしている証拠です。今回は施術後に起こり得る好転反応について、解説させていただきます。
施術後に感じる好転反応とは
整体やマッサージを受けた後に、ダルさや痛み、眠気など、一見悪化したように感じる症状が出ることがあります。
これらは、体の調整作用による自然な反応であり、瞑眩反応とも呼ばれています。刺激量とは無関係に、ソフトな施術であっても起こり得ます。
好転反応の特徴
- 背骨や筋肉の正常化:
背骨や筋肉が本来の位置に戻る過程で、一時的に体が最初より悪くなったように感じることがあります。
これは、体が適応しようとする自然な反応です。
- 個人差がある:
好転反応は人によって出やすさに差があります。
今まで経験がなくても、ある日突然反応が現れることもあります。
もみ返しと好転反応の違い
もみ返しは、圧が強すぎたり、過剰な刺激によって筋肉に炎症が起きることで発生します。
これに対して、好転反応は体が改善に向かう過程で起こる自然な現象です。
もみ返しは、筋肉が傷ついている状態となっていることが原因であり、痛みやダルさの感じ方に明確な違いがあります。
好転反応の種類
好転反応には以下のようなものがあります。
- 弛緩反応:
マッサージや整体を受けた後、筋肉がほぐれることで、体内の老廃物や毒素が移動しやすくなります。
この過程で一時的に、体が反応し疲労感や軽い発熱を感じることがありますが、これは体が自らを浄化し、リフレッシュしようとしているサインです。 - 過敏反応:
施術箇所が一時的に痛みやかゆみ、軽い炎症を示すことがあります。
これは、血流が改善され、体が積極的に修復作業を始めた証拠です。
治療によって活性化された体の部分が、元気を取り戻そうとしている過程で起こります。 - 排泄反応:
体が老廃物を積極的に外に出そうとする動きです。
汗、尿、便を通じて体外に排出される老廃物が増えることで、皮膚のトラブルや一時的な体臭の変化が起こることがあります。これらは、体がよりクリーンな状態に向かおうとしている証拠です。 - 回復反応:
改善された血液が体中を循環し始めると、一時的に体調が不安定になることがあります。
発熱・体の痛み・吐き気・動悸などの症状があらわれますが、血流がよくなることで新陳代謝が進み、体調が回復していきます。
施術後の適切な対応
好転反応は、数日から長くても1週間程度で自然に治まることが多いです。その間は、過度な運動やストレスを避け、十分な休息を取ることが大切です。また、施術を受けた施設の指示に従い、必要に応じて再度の施術を受けることも一つの方法です。
「SLOW VILLAGE」での施術は、皆さまの体調や症状に細心の注意を払いながら行っています。施術後に何か変わった症状を感じた場合には、遠慮なくご相談くださいね。